天職見つけた!?公私で新たなステージへ

ナースのお仕事
私は東海エリア出身で、普通高校を卒業した後、大学の看護科に入学しました。
知っている先輩がいたのと、母子家庭だったこともあり手に職を付けておこうと考えたのがきっかけです。
大学では、実習に入るときつくて脱落する子もいたのですが、私は寮暮らしだったので一緒に寮暮らしをしていた友達から刺激を受けたりしながら頑張れました。就職では200~300 床ほどの総合病院に入職し、循環器内科・心臓血管外科・泌尿器病棟に配属されたのですが、雰囲気が体育会系みたいなところで。笑 師⾧さんは割とのんびりした感じの方だったのですが、先輩方はバリバリで病院内でも一番働く部署だと言われていました。苦笑
秒単位で業務の優先順位は変化するしマルチタスクを求められるし実際大変ではありましたが、短期間で一気に知識や技術が学べるという意味ではとてもいい環境だったと思います。そこには丸2年ほどお世話になりました。
天職?
転職先に選んだのは、病院ではなくCRCの仕事でした。実は病院が治験を行っていなかったこともあり、転職活動を始めるまではCRCという仕事の存在を知らなかったんです。そのため、CRCの存在を知ってから仕事内容や労働環境などの情報をインターネット上のサイトや掲示板、SNSからかき集めました。最終的には人材会社も活用して今のSMOに入社することになりました。
入社してはじめに驚いたのは、勤怠管理を専用のシステムで行っているということでした。病院では手書きのサインと捺印での管理だったんです。笑 そして、CRCとして活動するようになって改めて気づいたのは、私は看護技術よりも病態生理や疾患の学習の方が好きだったということでした。得られた情報や知識を業務に追われながらではなく、時間をかけてじっくりと掘り下げられるという意味でもCRC という仕事は私に合っていると思いましたね。CRCになって5 年ほど経ちましたが、今のところ看護師に戻りたいとは全く思わないです。笑
公私で新たなステージへ
最近、ライフステージに変化があって幼馴染と結婚し関東に引っ越してきました。会社内で転勤させていただいて同じCRCとして活動しているのですが、今回初めてオンコロジー案件を担当させていただくことになったので、今は新しいこと尽くしの日々を送っています。CRCの仕事にやりがいも楽しさも感じているので、しばらくはCRCとして頑張っていきたいと思います。笑

CRC(治験コーディネーター)の仕事とは?
CRCとは、Clinical Research Coordinatorの略称で、「治験コーディネーター」と呼ばれています。医療機関の中で治験責任医師の指導・監督のもと、専門的立場から治験責任(分担)医師の業務に協力する仕事です。被験者と直接接触し、治験内容の説明や不安、心的負担を軽減するための相談相手としてケアやサポートも行います。