育児との両立の日々！資格を活かした転職で、希望する働き方へ。

理想とのギャップ

私は九州北部の出身で、高校生になると将来的には人の役に立てるような仕事がしたいと考えるようになり、看護師を目指すことにしました。
その後、九州北部にある大学に進学し保健学科で看護学を専攻しました。授業は大変でしたが、実習では実務スキルはないもののその分患者さんとゆっくり一対一で話を聞ける時間もあったので、ギャップや不安を感じることはありませんでした。
その後、家から近かったこともあってそのまま付属の大学病院へと就職しました。
子供が好きだったので小児科を希望し配属されたのですが、いざ業務を始めると毎日患者さんに点滴をつないで薬を渡して、時間が来たらバイタルを測ってお風呂の介助をして・・・と業務に追われてしまい、心理面で患者さんに寄り添うことができないことが苦しかったです。
また担当が小児がんの病棟だったこともあって亡くなられる方も多くて・・・ご家族の泣き叫ぶ姿を見たときは休みの日までつらい気持ちを引きずってしまい、自分は向いてないかもしれないと思い悩むこともありました。
その後、デスカンファレンスなどを通じてメンタルケアもできるようになってきたのですが、地域柄？職業柄？医師の看護師の扱いに違和感を覚えることも多くて・・・苦笑 改めて自分は何がしたいのかについて考える時間を取るために、一度病院から離れてみよう決心をしたのが転職のきっかけです。配属されてから3 年が経っていました。

視野の広がり

転職は人材会社を利用しました。看護師以外の職種で看護師や保健師の資格を活かして働けるようなところを探しました。病棟では治験も行われていましたが、CRCという職種はその時初めて知りましたね。その人材会社に紹介されたのが今の会社です。
それまで、大学から実習先、就職先も同じ場所やメンバーだったので、入社直後の本社研修での異業種の人も交えた同期たちとの出会いに世界の広がりを感じました。命の現場を離れたことでホッとしたのかもしれません。CRCの仕事はある程度自分で計画を立てて進めることができるので、自身の希望する働き方が実現できていると思います。

育児との両立

CRC になって10 年が経ち、現在は結婚・出産を経て時短勤務で働かせていただいています。子供はとっても可愛いです。笑
今後も、未経験の疾患を担当するなどしながら経験値を上げていきたいと思っていますが、今は時間が限られているので、効率を意識しながら仕事を進めて、できることをしっかり頑張っていきたいと思います。