体力への不安…、転職。自分を信じて 全速前進！

自身の入院を機に憧れの職業へ

私は関東出身ですが、結婚後は夫の転勤に合わせて東海、九州へと移り住んできました。
看護師になりたいと決めたのは中学2 年生のときです。
当時、健康診断での結果を受け検査入院をしたことがあったのですが、検査が思うように進まず入院期間が予定より大幅に延⾧されました。入院期間の思わぬ延⾧に不安になり落ち込んでいたときにずっと傍にいてくれて励ましてくれたのが看護師さんでした。昔から手に職を付けたいとは考えていて、入院するまでは警察官になりたいと思っていたのですが、この入院をきっかけに看護師になる！と決めました。笑
その後、大学に進学してほしいという親の反対を押し切るかたちで地元の看護学校に入学したのですが、座学は結構辛くて・・・一番楽しかったのは病棟や校外での実習でしたね。

看護師としての挑戦

卒業後は、総合病院に就職し産婦人科に配属されました。新生児のケアにはとても神経を使いましたが、基本的には健常者（母親）の看護ということで、コミュニケーションに困ることもなく対応できていたと思います。その後、院内の循環器内科へ異動願いを出し、CCU の立ち上げにも携わりました。二次救急対応の病院だったので、CCU 立ち上げには別の病院で研修を受けなければならなくて凄く大変でしたが、やりがいもありとても勉強になりました。CCU を4 年ほど経験した後、スキルの幅を広げたいと思い他の循環器専門の病院に移ってみたのですが、そこでは専門性もさることながら波⾧も合わなくて1 年ぐらいで以前の病院に戻ってしまいました。
戻ってからは手術室に1 年ほど勤務し、そこからICU の立ち上げに携わって3 年ほど経験を積みました。

キャリア＆ライフステージの変化

30 歳を過ぎた頃、中間管理職へのキャリアアップを求められるようになってきたのですが、当時の私は中間管理職になりたくなくて・・・苦笑 あと夜勤も含め体力的にもこのまま看護師を続けられるか考えるようになったので、少し前から興味をもっていた企業看護師になろうと思い医療機器メーカーに転職しました。説明会や学会対応、ブース運営etc・・・あと今は禁止になりましたが、当時は手術の立ち合いもしていました。
その会社は結婚を期に退職し、夫の転勤に合わせて東海地方へと引っ越しました。少し落ち着いてから、人材会社やハローワークを訪れる中でCRAの仕事を知りました。会社は幾つか選択肢があったのですが、夫の転勤の可能性も考えて全国に拠点のある今の会社を選びました。

これからの挑戦

CRAの仕事をはじめてみて、まず書類の多さにびっくりしました。クリニカルスペシャリストの時にもPCは使っていましたが、書類等は基本的に担当部署の方が作成してくれたので、一から書類を作成したのはほぼ初めてでしたし・・・当時は施設ごとに関連資料を作成する必要があったのでとても大変でしたが、そこはやる気と根性で乗り越えましたね。笑
その後、予想通り？夫の転勤があり、今度は九州北部に引っ越すことになりました。
以降、今に至るまでCRAとして活動を続けています。業務に飽きたわけではないですが、最近改めて看護師資格を活かした仕事をしたいと考えるようになり、今は話題にもなっているコミュニティナースの仕事にも興味を持ち始めています。
今の会社はヘルスケア分野にも広く展開しているため、業種の選択肢は複数あると思いますが、中でも今はコミュニティナースの仕事が最も魅力的だと感じているので、通常業務も行いつつ新たな勉強も始めています。
今後も、継続的に且つ建設的にスキルアップを兼ねたキャリアチェンジを進めていきたいと思います。