病院勤務の経験を活かしキャリアチェンジ!看護師の資格はずっと活かせる!

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PROFILE
A.Fさん
40代・女性 | 看護師 → DI(ドラックインフォメーション)

身近だった看護師の世界

私が看護師を志すことに決めたのは、高校在学時の進路選択の時です。
元々、母が看護師で叔母が介護士だったということもありますが、一番大きかったのは、私が小学生の頃に祖母が倒れてしまったことで看護や介護のサポートが必要になったことのように思います。“人を支える、サポートする”ということが、とても身近で当たり前な環境だったんです。高校を卒業してからは東海エリアの大学の看護学科に入学し、看護師を目指して勉強を始めました。
看護学校での日々はやりがいもあって楽しかったです。私は人と話すことが好きなので、患者さんやそのご家族の方々とのコミュニケーションを通じて少しでも状況を改善したいと思っていました。最初は周囲の誰にも全く心を開かず、塞ぎ込んでいた方が、実習中いつも近くにいることで少しずつ話してくれるようになり、車椅子で一緒に散歩しようと言ってくれたときはとても嬉しかったです。
付属の病院へと就職する際、希望は外科で出したのですが、結果的には外科(心臓外科)と内科ミックスの病棟へと配属されました。

臨床現場で経験を積む

他の病棟と同様に、ミックスの病棟もそれなりに忙しかったです。ただ、患者さんの状況がそれぞれ異なり、担当する医師も違うので、浅めですが幅広く知識も技術も勉強できたと思います。その後、3 年目から新人教育担当を任せていただき、5 年目の途中まで継続して行っていました。その頃になると、その先は主任になるか異動するかという流れになってくるのですが、私は幅広く経験できることに魅力を感じていた訪問看護の領域にキャリアチェンジしようと考え転職しました。

コールセンターのお仕事

訪問看護の仕事は、一人の人としっかりとコミュニケーションを取れることが自分に合っていて、満足していたのですが、思わぬ壁にぶつかりました。持病のアトピーが悪化してしまったんです。そのため、仕方なく再度キャリアチェンジすることにしました。
そこでたどり着いたのが今のコールセンターの仕事です。
入社当時は、ヘルスケア領域のコールセンターチームに所属し、企業の福利厚生の会員の方や一般の患者さんに対して、健康相談や医療機器の使用方法を説明することが多かったです。問い合わせ内容は、患者さん自身の病気やケガからくるものがほとんどだったので、看護師経験を活かすことができました。
その後、縁あってメディカルコールセンターチームに異動になり、ドラッグインフォメーション(DI)に携わるようになりました。こちらは、多くは病院や薬局の薬剤師、医師、卸の方からの問い合わせになるので、薬剤師ではない私は知識面で少なからず苦労しました。ただ、すでに看護師でDI 業務をされている方もいて、教育研修の体制も出来上がっていたので乗り越えることができました。

続くキャリアチェンジへの意識

コールセンター業務について、今後問合せ内容が簡単なものについては自動化が進んでいくと思います。その分スタッフには専門性が求められることになりますが、その部分については情報のデータベース化が進むことで改善されていくと思います。
一方で重要になるのは、“聴き取るチカラ”。問い合わせてきたお客様が、本当に知りたいことは何なのか。それを正しく掴むためのコミュニケーションスキルが重要になってくると思います。それが出来るようになり、「ありがとう」と感謝されることが増えて、やりがいも生まれて良い循環になる面白い仕事です。
私は最近、改めて臨床現場に戻ってみてもいいかなとも考えてみています。今私が持っている看護の知識はだいぶ古くなっているでしょうし、継続的に情報や知識の更新は必要だと感じています。看護師資格を活かしてできることを継続的に模索していきたいと思います。

病院勤務の経験を活かしキャリアチェンジ!看護師の資格はずっと活かせる!

DI(コールセンター・ドラッグインフォメーション)の仕事とは?

DIとは、Drug Informationの略称で、様々な媒体を通じて公開される医薬品情報を収集・評価・管理しながら、必要に応じて医療機関や医療従事者に対して情報の提供やアドバイスを行う仕事です。常に新しい医療情報が得られることもメリットの一つにあげられます。

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